複数ブログ・ドメインを運営するメリットとリンクの貼り方と注意点


同一カテゴリー・キーワードで複数のブログ・ドメインサイトを運営するメリットと、グーグルのペナルティを受けないリンクの貼り方、パンダアルゴリズムに捕捉されないための注意点を解説します。

■同一カテゴリー・キーワードで複数ブログ・ドメインを運営するメリット

●検索上位を二重に占拠し収益を倍増させられる


あるキーワードに対して、検索画面に表示されるのは基本的に「1ドメイン1コンテンツ」です。

もちろん、運営ブログサイトのドメイン評価がかなり高い場合、複数のコンテンツが検索結果に表示されることもあります。

実際、僕の運営するメインサイトは、ビッグワードで2コンテンツ、ミドルワードで4コンテンツが表示されることも少なくありません。

ただし、マックスで4コンテンツが限度になります。

検索1ページ目に複数コンテンツが表示されると、当然そのコンテンツ数に比例して検索流入PVが増加し、収益も比例して増加します。

収益性の高いキーワードでは、複数表示を狙いたいのがブロガーの本音ですよね。

しかし、ドメイントルクが最高でも最大4コンテンツですから、60%の収益は他人に持っていかれることになります。

完全に収益を独占するためには、別のドメインのブログサイトを立ち上げ、複数ドメインで複数表示を狙うのが唯一の手段です。

2ドメインサイトで最大複数表示されれば検索1ページ目の80%を、3ドメインサイトで最大複数表示されれば検索1ページ目の100%を独占することが可能です。

実際、僕は4つのドメインサイトを運営しており、かなりのビッグワードやミドルワードで複数ドメイン複数表示を獲得しています。

もちろん、理論通りに全てが最大表示されるわけではないので独占は無理ですが、最大で5コンテンツ(複数ドメインで)が表示されているケースもあり、そのキーワードでの全収益の半分は自分に落とせています。

●あくまでもグーグルポリシーに沿ったホワイト手法が必要

ちなみに、いわゆるブラック手法は一切使っていません。

現在のグーグルボットは非常に精度が高く、検索順位決定はあくまでも「ユーザーへの有益性」で決まります。

ですので、複数ドメインの複数コンテンツ全てにおいて、オリジナリティー、ユーザー滞在時間、離脱率などグーグルアルゴリズムに耐えられるだけの高品質が求められます。

なおかつ、グーグルアルゴリズムには、リンク関係の不正を監視するペンギンアルゴリズムと、コピペコンテンツを監視するパンダアルゴリズムがあります。

ですので、複数ドメイン間のリンクの貼り方(対ペンギン対策)、複数コンテンツの構成方法(対パンダ対策)が必須になります。

■複数ドメインでのリンクの貼り方

●間違ったリンクの貼り方をするとペンギンペナルティーを受ける


複数のドメインサイトを運営する場合、効率的に各ドメインを育て、なおかつ人間の流入を促し、ひいてはグーグルボットの評価を上げるためには、各ドメイン同士をリンクで繋ぐ必要があります。

複数ドメイン間の適切なリンクの貼り方について、詳しくは下記の記事にまとめましたので、是非ご活用ください。

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■複数コンテンツ作成の注意点

●間違ったコンテンツ作成をするとパンダペナルティーを受ける


複数ドメインはもちろん、同一ドメインにおいても、同一キーワードをターゲットにして複数コンテンツを作る場合、パンダアルゴリズムの「複製コンテンツ判定」とペナルティーを避ける施策が必要です。

複製コンテンツ判定を避けながら複数コンテンツを作成する構成方法やメソッドについては、下記の記事に詳しくまとめましたので、是非ご活用ください。

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複数ブログ運営におけるパンダアルゴリズムからの複製判定を避けるコンテンツ作成方法

■フレッドアップデート対策も重要

●キーワードごとに適切な広告ユニット使用方法を行う


複数ドメインブログで複数コンテンツを作成していく場合、ペンギンアルゴリズムやパンダアルゴリズム以外にも、2017年3月から段階的に導入されているフレッドアップデートにも対応する必要があります。

フレッドアップデートに対応していないコンテンツをいくら作っても、検索順位評価を受けられないばかりか、ドメイン自体も低評価を受けるリスクがあります。

特に、収益性の絡むアドセンスユニットやアフィリエイト広告ユニットは使い方を間違えると、回復不能なダメージ・ペナルティーをドメインが受けてしまいます。

それらに関しては、下記の記事に詳しくまとめましたので、是非ご活用ください。

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