ブログ運営におけるアメブロとヤフーブログの有効な使い方

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収益ブログとしては全く使えないアメブロとヤフーブログの有効な利用方法を解説します



国内大手ブログサービスの一角であるアメブロとヤフーブログは、広告ユニットのHTMLタグが禁止タグに設定されているため、収益ブログとしては使えません。しかし、リンクツリー形成など、有効な利用方法がないわけではありませんので解説します。

※内容はあくまでも主観・個人的感想です。

■アメブロとヤフーの比較


●アメブロはコミュニティーが大きくでヤフーはドメインが魅力



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まずは、アメブロとヤフーの比較ですが、双方とも広告ユニットの設置ができません。しかし、全くできないわけではなく、それぞれ専用の広告ユニット、アメブロはアメブロアフィリエイト、ヤフーはバリューコマースに限って使用できます。

アメブロで何かを買う人は皆無なので、アメブロアフィリエイトはほぼ飾りです。Tポイントの貯まるバリューコマースは、楽天、Amazonにつぐ国内EC事業の第三勢力ですが、シェアは数%となり、こちらもあまり使える印象はありません。

コミュニティの大きさはアメブロが圧倒的に強く(ヤフーはコミュニティがないに等しい)、その規模はTwitterとFacebookの中間規模と、なかなか軽視できません。

ただし、ヤフーブログはそのURLに「Yahoo」の文字列があるため、かなり強いドメイントルクがあります。

■サテライトサイトとしての価値


●アメブロは大きくヤフーはアンカーテキストが使えない



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有効な広告ユニットが使えないかわりに、アメブロは大きなコミュニティが、ヤフーには大きなドメイントルクがあります。

そうです。サテライトサイトとしては有効な使い方があるのです。

ただし、ヤフーブログはリンクにアンカーテキストのHTMLタグが使えないという、SEO的な欠陥をかかえています。

いずれにせよ、メガサイト以上を狙う収益ブログの場合、単体ではほぼ成長は不可能であり、5~10サイト前後のサテライトサイトを含めたリンクツリー構築が必須です。

以前、ご紹介したFC2・livedoor・はてな・Bloggerの四大プラットホームに追加する意味でも、アメブロとヤフーブログは保持しておいたほうがよいでしょう。

■アメブロのサテライト運用法


●ターミナルサイトとして使う



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アメブロのサテライトサイトとしてのおすすめ運用法は、その大きなコミュニティを生かしたターミナルサイトとしての活用です。

つまり、全てのサテライトからのリンクをアメブロサイトに流し込み、そこからメインサイトおよび各サテライトサイトに発リンクをします。

もちろん、大量のリンクをやり取りすることになるので、アメブロサイトのドメイン自体は高確率でスパムアルゴリズムに捕捉されるので、検索流入は捨てることになります。

■ヤフーブログのサテライト運用法


●サイト量産を活用する



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通常のブログサービスは、1アカウント1サイトが原則ですが、ヤフーブログは30サイトまで作ることが可能です。他にサイト量産が可能なのはBloggerくらいですが、スパムを嫌う検索エンジン会社のブログサービスが、スパムの温床になりうる複数サイトOKなのも、何か大人の事情を感じます。

とにかく、ヤフーブログは複数サイトを作り、そこからサテライト照射をするのが有効な使い方です。

■サテライトサイトの注意点


●一つ一つの完成度を高めなければ全滅



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最後に、サテライトサイト運営の注意点ですが、サテライトサイト一つ一つは、それ単体でも優良なブログメディアとして作り込まなくてはいけません。

手を抜いて、量産ペラサイトからのサテライト照射になってしまうと、ドミノ倒しのようにメインサイトごと全滅してしまいます。