会社員あるある=食べてない・休んでない・帰ってない
フリーランスの立場から見れば、サラリーマンによく見られる三大アピール=「昼食を食べてない」「休みをとっていない」「家に早く帰ってない」というのが、いかに非効率な努力かがよくわかります。
これら三大アピールの目標とするところは「評価をされて査定を上げてもらう」ことですが、長年そのような世界に閉じこもっていると、自身の言動をこのような論理的な思考で分析することもできなくなるケースも少なくないようです。
基本的に、サラリーマンの給与という「利益分配の構図」は会社にとっては極めて効率的で、会社員にとっては極めて非効率なものです。
例えば、ある社員の革新的な発案・発明により数億円規模の多大な利益が会社にもたらされたとします。
その業績により当該社員が昇給・昇格したとしても年収ベースで100万円もあがればいいところでしょう。
それならば、自分で事業を起こしたほうが遥かによいですよね。
ただし、この例は、一部の革新的な会社員に当てはまることで、多くのサラリーマンにとっては会社にぶら下がりながら、アピールを頑張るほうが安定的なのかも知れません。
昼食を食べてない
食べましょう。
空腹で血糖値が下がると、脳の働きが弱くなり仕事の効率が落ちます。
そして何より、昼休みの一時間は会社員に与えられた貴重な自由時間です。その時間で個人的な勉強をしたり、社外の人とコンタクトをとったり、ステップアップのために使えば、一年間では資産と呼べるほどの膨大な時間になります。
休んでない
休みましょう。人間はコンビニではありません。休息は次の活動のために必要不可欠です。
また、ステップアップを図る会社員にとっての休日は、48時間の集中できる貴重な時間です。
早く家に帰ってない
早く帰って家族と過ごしましょう。
早く家に帰ってないアピールをするからには、もちろんサービス残業ですよね。家族のために頑張っている(出世のため)と考えるかも知れませんが、収入の発生しないその時間は、家族からすれば損益でしかありません。
最後に頼れるのは会社ではなく家族です。
また、早く寝て早く起き、早朝から勉強をするのも効率的でおすすめです。
なぜ三大アピールが生まれるか
これは推測ですが、三大アピールをする方々は「昼休みを無駄に使い」「休みを怠けて過ごし」「帰宅したらゴロゴロ」しているのでしょう。
だから、昼食・休日・帰宅後の時間が多い=「怠け者」と短絡思考してしまうのかも知れませんね。
また、本当に昼食・休日・帰宅後の時間もままならい会社にお勤めなら、その会社は社会的・道義的にないほうがよい会社です。
個人の犠牲をそこに投資するのではなく、明るく豊かな未来のために自分に投資するのが賢明です。