Twitterを発祥にするハッシュタグ「♯」は、InstagramをはじめとしたSNSに飛び火し、現在はSNS大手のFacebookや、ブログサービス大手のアメブロあたりでもハッシュタグ機能が追加されています。
本来は、投稿をグルーピングするための機能ですが、やがてハッシュタグを検索がわりに使うSNSユーザーが増えてきたため、各収益メディア群もハッシュタグつきのSNS投稿を行うようになってきました。
しかし、プロブロガーを目指すなら、ハッシュタグは使わず、正攻法のSEOで勝負していきたいものです。
そもそも、ハッシュタグが有効なSNSに労力や意識をとられること自体が非効率です。
SNS流入と検索流入のボリューム差は1:1000以上と比較にできないほど大きいですからね。
また、ブログコンテンツを絵画に例えると、ハッシュタグは絵のなかに文字で「机」とか「リンゴ」とか説明書きを入れるようなものです。
少なくとも、プロとしてはかなりダサいですよね。
具体的に、「ブログ開設」というキーワードで重要サジェストをハッシュタグ化すると…
♯ブログ♯開設♯初心者♯注意点♯サービス
あたりになりますが、すでに表記としてはあんまりスマートじゃないですよね。
これを、メタタグ(先頭100文字)にした場合…
初心者の方がブログを開設する時におすすめのサービス・プランをご紹介するとともに、失敗しないための注意点をまとめました。
となります。
どちらがスマートで読者にアピールしますか?
圧倒的に後者のメタタグ(リード文)ですよね。
そして、グーグルボットの評価もコンテンツ先頭のメタタグのほうが、コンテンツ末尾のハッシュタグよりも断然高くなります。
文章力を上げる意味でも、検索流入を増やす意味でも、ブロガーはハッシュタグに頼らないようにしましょう。
あと、付け加えるなら…
ハッシュタグ機能をサポートしているサービスの場合、読者がハッシュタグをクリック→同一ハッシュタグコンテンツ表示→他サイトへ流出…
という流れが発生します。
せっかく自サイトに流入した読者はサイト内回遊させたいのに、ハッシュタグのせいでライバルサイトに送客(笑)
みたいな、何をやってるんだか状況にもなりかねません。