会社員をして20年以上になりますが、この数年でのWEBメディアの急成長や、そこからの確定申告、税金対策などで、会社員のみだったら深く考えなかったことを色々考えています。
■所得税の累進課税
●所得に応じて20%→23%→30%→40%→45%
日本の所得税システムは累進課税制で、ざくっとこんな感じです。
年収600万円まで20%
年収900万円まで23%
ほとんどのサラリーマンがここに入りますよね。僕もそうです。
ところが、他に収益がある場合は合計してこうなります。
年収900万円以上33%
年収1800万円以上40%
年収4000万円以上45%
上がりすぎやろ!
と突っ込みたくなりますが、法律でそうなってるから仕方がありません。
■住民税も加わる
●ほぼ半分が税金にとられる
さらに、ここに住民税10%が加わります。
ざくっと半分税金にとられるんですよね。
こうなってくると、会社の給料は丸ごと税金にスライドするようなもので…
何で働いてんの?状態です。
僕は会社の仕事や仲間が楽しいので、あくまでWEB収益は事業化せず、白色権利収入雑所得でいくつもりでしたが…
さすがに、こうなってくると、楽しいから、とか言ってられなくなります。
さらに、サブサイトやこのサイトが伸びてきたら、もう笑っていられなくなりますね。
■税金対策って?
●個人事業主で青色申告するか会社設立
解決法としては、一緒にメディア運営をしている嫁に個人事業主になってもらい、青色事業申告をするか…
メディアを法人化して会社にし、嫁に代表取締役になってもらうか…
僕が代表取締役になるかの三択です。
一番税金対策になるのは法人化です。経費の幅も広がるし、そもそも所得税の上限が30%です。
人のアイデンティティーは、仕事の立場によるところが多いのですが…
たかが税金対策で、「私は○○です」の○○の在り方が変わってしまうということに、かなり驚いています。