人に奢らない理由|ケチではなくてそれが愛情

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僕のまわりには、ジムに所属する選手たち、ブログを教えている人たちなんかがいます。

一般的には「師匠」だの「先生」だの言われてもいい立場ですが、あくまで並列の立場でいるためにそんな呼び方は拒否します。

スポーツにしろ、ブログ運営にしろ、勝負になれば、所詮はやるかやられるかの間柄ですから、あくまでも並列です。

そして、彼女や彼らに奢ることは絶対にしません。

僕は何かと結果を出し、それくらいの余裕はあるので、「師匠」や「先生」なら奢るのが当たり前ですが、そうではありませんので。

それは、ケチで言っているわけではありません。

彼女や彼らが、僕にとって大切な人でなければ、どーでもいいので、物乞いに小銭をくれてやるように、奢ってやるでしょうが…

大切だからこそ、そんなことはせずに、厳しいことを言って崖下に蹴り落とします。

僕が、息子を格闘家に育てたのと同じことですね。

自分で這い上がり、自分の力で獲物を狩って喰う力…

それを身につけて欲しいからです。

人は追い込まれるほど、死に近づくほど、とてつもない力を発揮するものです。

もちろん、這い上がるための技術や精神はタダで教えます。

実は、これが一番高価なんですけどね(笑)

愛情ってやつです。

甘くはありませんが。

まぁ、そんな僕の気持ちが理解できるころには、彼女や彼らも、師匠や先生と呼ばれてもおかしくない立場になっているでしょうが。