以前に付き合っていた女性が、陥没乳頭(片側のみ)で真剣に情報を調べ、自宅での治し方を実践した経験(かなり軽快した)があります。
結局、彼女とは結婚しませんでしたが、別の人と結婚し子供を育てていることは風の噂で聞いていますので、きっと悩んでいたことも改善したのだろうなと思います。
実際のところ、陥没乳頭の症状を持つ女性は、授乳への不安はもちろん、異性に対して自信を持てなかったり、同性との入浴がためらわれたりと、その悩みは深いものです。
今回、お伝えする情報が、昔の彼女と同じコンプレックスを持つ方々のお役に立てれば幸いです。
■陥没乳頭とは?
●乳頭が露出していない状態
まず、陥没乳頭とはいったい何なのでしょうか?
乳頭が外に突出しておらず、埋没している状態のものをそのように呼称します。
この状態は個人差が非常に大きく、片側だけの方もいれば両側の方もいます。
また、陥没の度合いもさまざまで、先端が露出・突出しているケースから、先端を含む乳頭全体が完全に埋没しているケースまであります。
さらに、陥没の度合いとは別に、物理的には乳頭を突出させることが可能なケースと、物理的に引き出すことが不可能なケースまであります。
●理想的な突出の度合いとは
なお、陥没乳頭ではなく、完全に突出した乳頭とは約1cm程度の突出とされています。かなり長く感じますが、この数値は乳腺がホルモン的に発達する授乳期の女性における数値になります。ですので、非授乳期の場合は、あくまでも目安ですが、5mm前後の突出があれば陥没乳頭ではないと言えるでしょう。
■陥没乳頭の割合は?
●3%=30人に1人の割合
陥没乳頭の全女性に占める割合とはどれくらいでしょうか?
もちろん、割合を知ったところで根本的な解決にはなりませんが、やはり気になる部分ではあると思います。
主に出産後の定期検診や乳ガン検診などから算出された、信頼性の高いデータによると、およそ3%前後の女性が陥没乳頭であるとのことです。
ちなみに、陥没以外にも「巨大」「短小」「扁平」などを合わせると20%=五人に一人の女性がなんらかのバストトップトラブルを抱えているとのことです。
でも、みなさん、結婚し、出産し、授乳育児をしてきているわけですから、過剰に悩む必要はありません。今の日本では、なんらかの解決策が必ずありますから。
■陥没乳頭の種類は?
●真性と仮性の二種類がある
陥没乳頭には二種類があり、一つが仮性陥没乳頭、もう一つが真性陥没乳頭で、それぞれの特徴・区別点は以下の通りです。
・仮性陥没乳頭:平常時は陥没しているが刺激などにより突出する状態
・真性陥没乳頭:常に陥没しており刺激しても突出しなかったり物理的に無理な状態
ただし、これは一般的な基準であり、仮性か真性かの判断は専門医の判断することになります。
■陥没乳頭の問題点
陥没乳頭に起因する問題点・悩みは実際のところ次の二つではないでしょうか。僕の付き合っていた女性もその二点でしたから。
●授乳に困る場合もある
これから、結婚・妊娠・出産を控えた女性にとって、陥没乳頭に起因する悩みは不安のほとんどは「ちゃんと授乳できるだろうか?」ということです。まず、妊娠・出産するとホルモン的に乳腺が発達した状態になりますので、軽度の陥没乳頭の場合は、授乳期には自然と突出した状態になりますので、多くの場合、問題はないとされています。
また、突出しない場合でも補助的なシリコンアタッチメントを使用することで、概ね問題はないようです。
なお、どうしても授乳が困難な場合でも、搾乳器と哺乳瓶の併用により母乳による新生児授乳自体は可能です。
●見た目が気になる
陥没乳頭の、もう一つの大きな悩みが「見た目が気になる」ということですね。これは異性に対してのものと同性に対してのものと二通りがあります。異性に対しては、誰にでも見せるものではないので、パートナー男性が気にならなければ問題はないと言えるでしょう。実際、この部分ではカップル間や夫婦間で共有さえできていれば、実際にはほとんど問題にはなりません。
同性に対しては、旅行などで一緒に入浴する場合などにコンプレックスを感じてしまうというケースです。全てにおいて完璧な人間なんていませんので、人それぞれにコンプレックスがあり、その場所が違うだけ…
と言えますが、そう考えられるのは、ある程度の年齢がいってからでしょうから、若い方にとっては「コンプレックスに感じる必要はない」と言い切ってしまうのは酷かもしれませんね。
そうなると、陥没乳頭を治していくのが唯一の選択肢ですが、その方法は真性なのか仮性なのかで大きく異なります。
■真性陥没乳頭の治し方
●専門のクリニックで見てもらう
真性の場合は、専門のクリニックで診てもらい治療するのが唯一の選択肢となります。
その方法・期間・費用などについては、各クリニックにご相談ください。
■仮性陥没乳頭の治し方
●乳頭吸引器で治る場合もある
仮性陥没乳頭の場合は、自宅で吸引器を使って改善していくことも可能です。上の吸引器の、実際の使用者の口コミ評価を抜粋してご紹介します。
★★★★★「注文した翌日の朝には届きました。表現が悪いですが、にょきっと吸い取れて驚きでした。横になると胸の形が変わって取れやすくなってしまうし、ブラをつけての装着は難しそう、、そして最初は痛くなかったけど無理したようで装着がかなり痛くなりました。血が滲んだときもあります。ですが、気が向いた時だけ短時間つけて早4日。真性でしたが、いまは完全ではないものの常に出ているようになりました。効果は絶大です。」
★★★★「購入したものはすぐに届いたのですが、片方は数分で空気が入り取れてしまう状況でした。問い合わせをして再度送ってもらったものは以前よりかは長く装着できたのですが、両方とも数時間経つと取れてしまう状態で、悩んでいた時、他の方のレビューでご自分でなにかしら工夫をされて長く装着することに成功したと記入していたのを思い出し、なぜか2本入っていたチューブを半分に切り、2本の片面を瞬間接着剤で空気が通らないようにして、装着後その半分に切ったチューブをはめる事でさらに長く装着できるようになりました。効果は私的にはバツグンです。ただ一手間加えての感想なので星4にさせていただきました。」
このようになっています。さらに詳しい口コミ評価に関しては、リンク先でご確認ください。
■その他の乳頭吸引器
●実際の使用者の口コミ評価
先にご紹介した吸引器以外にも使用者が多く、口コミ評価のよいものが複数ありますので、実際の口コミ評価(抜粋)とともにご紹介しておきます。詳細は各リンク先でご確認ください。
★★★★★「今までも多少、陥没気味だったものの、なぜか産後にしっかり陥没し、大好きな温泉に行くのも気になっていました。封を切らないと商品が取り出せないようになっている袋に入っていて衛生的です。最初は5分くらいの装着でも、外した時にジンジンするような違和感を感じてましたが、3日程すると、慣れてきて、装着時間を長くしても外した時に違和感なく使用できるようになりました。入浴中でも使用できるとありますが、私は、お風呂上がり保湿後に装着し、その上にブラトップを着ています。お家のみの装着ですが、そのまま、家事など普段通りの生活もでき、チュートップも軽く、衣類にあたっても付けている感じがないのは良い点です。サラっとしたシリコンで、ゴミなどの汚れもつきにくく、(服の繊維とか)
水でささっと流せお手入れが簡単です。まだ、完全になおってる!とまではいきませんが、めんどくさがり屋の私でも毎日つづけられる程、簡単な装着&手入れなので、これからが楽しみです。」
★★★★★「使い始めて一週間くらいですが効果抜群でした!まだ不安定ですがだいぶ出てくるようになったので期待大です。」