新入社員教育って若者を騙す行為だから僕には無理だなぁと痛感中


新入社員研修の季節ですね。

僕が勤務する会社は、だいたい若者は30歳までに転職していなくなるので、毎年5~6人は新入社員が入ってきます。

あと、中途でも5~6人って感じですね。

社員数は100名なんで、けっこうな回転率です。

まじで、おっさんと20代だけの会社になってしまってます。


さて、いちおう現場長的な立場の僕ですので、毎年毎年、新入社員教育みたいなものをやらないといけないポジションではありますが…

あんまりちゃんとやっていません。

まぁ、上司からはブツブツ小言を言われますが、のらりくらりと受け流しています。

だって、新入社員教育って、基本的に若者を騙して他人の畑を耕す小作農を作るようなもんですからね。

いちおう、会社が要求する定例パターンは以下のような感じですね。

「会社のために頑張って、業績が上がれば、昇給するし、みんなのために頑張れ」

まぁ、ちゃんとした会社ならこの理論も通るんでしょうが…

僕が勤務する会社は、頑張っても昇給は年一回2000円、女子社員は結婚して妊娠したら退職強要、男子社員は55歳で給与4割カットですからね。

組合もない、乗っ取られた会社で、株主ばかり儲かるシステムのなかで、何をどう教えればいいのか、さっぱりわかんないですよ。

まっ、新入社員教育しても、どうせ10年もしないうちにみんな辞めちゃいますから、どっちでもいいかもです。

なんか、よくない状況ですが、僕の会社じゃないんで、知ったこっちゃない(笑)

もう手遅れっぽいんで、心のなかで切り捨てて、ちゃっちゃと自分の事業を頑張ります。