ガンプラのリアリティーを追求する加工・塗装技術のなかでも、グッとミリタリー感が増す「弾痕加工」のやり方をご紹介します。
■ハンダごてを使って弾痕をつける
●よく熱してから一気に決める
今回の弾痕加工のベースに使うのは、こちらのHGUCザクⅡで、形成色の上にフラットクリア(つや消し透明)を筆塗りしてプラスチック感をなくして質感を上げ、モールドにすみ入れをした完成品です。
また、弾痕をつけるためにハンダごて、弾痕の塗装剥がれと錆を表現するために、シルバーのペンと茶系の水性塗料を使用しました。
まず、十分に熱したハンダごてを使いプラモデルに穴をあけます。長時間ハンダごてを刺すと穴が広がりすぎるので、一気に決め決めるのがポイントです。
その後、できたバリをニッパーで切り取り、切断面にシルバーで剥がれ塗装を行います。
そして、弾痕周辺に薄めた茶系塗料を細筆で流して乾燥させます。乾燥後、さらにすみ入れペンを重ねて流し、すぐに拭き取ります。
これにより、色に複数色のにじみが発生し、リアルな錆び塗装になります。
ぜひ、お試しください。
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