ドングリを食べて育ったイベリコ豚=セポ・デ・カンポとキノコ数種類を使った大地の恵みと風味豊かな焼きうどんの作り方レシピをご紹介します。
■イベリコ豚のランクって
●四つのランクに分けられる
イベリコ豚の格付け・ランキングは食べた飼料、血統、放牧環境や体重増加率によって決められますが、簡単に説明すると以下のようになります。
○デ・ベジョータ
放牧期にどんぐりを食べ、なおかつ放牧期間前と比べ出荷時に46%以上の体重増加があり、肉質が決められた基準をクリアしたイベリコ豚
○デ・レセボ
出荷時の体重増加がべジョータの基準に満たず、引き続き自然餌入りの人工飼料を与え、体重を増加させたイベリコ豚。2014年に正式には廃止されたランキング名。
○デ・セボ・デ・カンポ
最低60日間の放牧期間があり、自生植物、穀物飼料を与えて肥育させたイベリコ豚。
○デ・セボ
穀物飼料だけで肥育されたイベリコ豚。
※べジョータのなかでも最高品質のものをレアル・べジョータと呼称する場合もあります。
■イベリコ豚とキノコの焼きうどんの作り方
●イベリコ豚の風味を活かし塩コショウだけで味付けする
こちらが材料で、イベリコ豚(セポ・デ・カンポ)・讃岐うどん・生しいたけ・しめじ・ピーマンです。
まずは、野菜類を適度な大きさにカットし、下ごしらえします。
野菜の下ごしらえができたら、イベリコ豚を焼いていきます。せっかくの脂の旨味に雑味が入らないよう、一切油はしかずに豚肉の脂だけで炒めます。
イベリコ豚に軽く火が通ったら、先ほど準備した野菜を加え、塩コショウで味を整えながら炒めていきます。
イベリコ豚は焼きすぎると風味が減ってしまうので、やや赤味が残った程度で野菜を加えるのがポイントです。
野菜に火が通ったら、具材をフライパンの片側に寄せ、イベリコ豚の脂と野菜のエキスを絡めるようにうどんを焼きます。
うどんと具材を混ぜて炒めると、イベリコ豚の肉にうどんの香りが移るので、混ぜずに炒めるのがポイントです。
まずはうどんを皿に盛り、その上に具材を盛り付けて完成です。
▼おすすめのイベリコ豚
こちらが、今回の焼きうどんに実際に使用したイベリコ豚(セポ・デ・カンポ)です。詳細はリンク先にてご確認下さい。
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