【EMS-10ヅダ】初心者向きのガンプラ(HGUC)の作り方・塗装例・レビュー



EMS-10ヅダの機体解説とガンプラ(HGシリーズ)の初心者向きの組み立て行程と簡単な塗装例をご紹介します。

■機体解説EMS-10ヅダとは


ジオン公国軍の正式MS採用試験において、ジオニック社のザクIに敗れてしまったツィマット社の機体の改良機とされる。初期機体は、大推力を短時間で獲得できるうえに、推進方向を自在に転換できるなど、宇宙空間での高い機動性を誇っていたものの、開発コストが抑えられず、さらに採用試験中に機体が空中分解事故を起こしたことで採用を見送られた。しかし積み上げた推進システムの技術はドム系でも採用された「土星エンジン」として昇華され、機体の総合性能向上とあわせ本機に搭載されている。軍上層部は戦意高揚のため最新型のMSとして大々的に宣伝したが、初期機体の欠陥は改修されておらず、評価試験中に再度空中分解し、量産には至らなかった。引用:バトオペ2攻略wiki

 

開発はジオン公国の兵器メーカーの一つ、ツィマット社が担当。EMS-04を原機とする。同機は制式採用から落選した後も開発が継続され、エンジンを「土星エンジン」に換装するなどの措置を行い、U.C.0079年10月にEMS-10 ヅダとして完成した。新型の高性能MSと喧伝されたが、EMS-10においてもEMS-04が抱えていた強度不足の問題は解決されておらず、劣勢となっていたジオン公国の地球連邦に対するプロパガンダとして利用された。しかしながら、4機製造されたEMS-10 ヅダは機体強度が許す機動性においてはザクIIを凌駕する性能を見せた。引用:wikipedia

■初心者向きの作り方と塗装

●パチ素組み+つや消し+すみ入れ



こちらが、初心者の方がガンプラを作って塗装するためのセットです。

組み立てはパチ素組みで、パーツはニッパーを使ってランナーから綺麗に切り取り、細かい部品とシール貼りはピンセットを使います。

塗装は素材のプラスチック感をなくすためにフラットクリア(つや消し透明)塗装をしますが、この一手間だけでずいぶんと質感がよくなります。

また、細部やミゾにはガンプラマーカーのすみ入れペンなどを使い簡単に着色すると、仕上がりを向上させることが可能です。

■実際のガンプラ組み立て行程

●パーツ数は少ないがやや細かい作業がある



まずは、胴体部と本機体の特徴である木星エンジンがむき出しのバックパックを組み立てます。

あまり難しい作業はありませんが、バックパック四隅の姿勢制御バーニアは、組み立て中の紛失を避けるため最後に取り付けることをおすすめします。



続いて、頭部・腕部・脚部を組み立てます。

まず、頭部のモノアイ保護のバイザー(クリアパーツ)は組み立て説明書に記載がない(おそらく記載漏れ)ので、忘れず取り付けてください。

腕部は上腕の延長ギミックが組み込まれていて、かなり細かいパーツ構成になっている上、左右のパーツ形状が異なりますので、説明書と照らし合わせてじっくり確実に作ってください。

脚部に関しては、パーツ数も少なめで膝が二重関節になっている以外は難しい箇所はありません。

最後に、武装類を組み立てます。





パチ素組み完成の状態です。本キットに付属する対艦ライフルは人気のロマン武器ですが、しっかりと構えて自立することが可能です。



プラスチック感をなくすためのフラットクリア(つや消し透明)塗装およびすみ入れが終わった状態です。

かなり細かいモールドが入ったキットなので、すみ入れだけでずいぶんとかっこよくなります。あとは背部バーニア内面のフラットレッド塗装をしたら完成です。





このような感じで、バーニア内面を赤く塗るだけで一気にリアリティーが増します。

また、対艦ライフルにはシルバーペンでチッピング加工を施しました。  

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完成状態です。背中に哀愁を感じますね。

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