MS-18Eケンプファーの機体解説およびガンプラ(HGシリーズ)の初心者向きの組み立て行程と簡単な塗装例をご紹介します。
■機体解説MS-18Eケンプファーとは
一年戦争末期に開発され、ごく少数のみが生産されたジオン公国軍の高性能MS。部品の設計段階から規格を統一することで、開発コストの増大や生産性の低下を防ぎ、高い整備性を実現することで前線運用における負担まで軽減させるという統合整備計画に則って開発された。本機に採用されたブロック構造は、簡易施設での組み立てを可能とし、これにより、秘密裏に敵地に搬送して威力偵察や後方攪乱などを行う特殊部隊へ優先的に配備された。奇襲や強襲作戦を目的とすることから、ジェネレーター出力の分割で機体出力が低下する強力なビーム兵器運用を諦め、安定した出力と大推力スラスターによって爆発的な突撃、突破能力を実現。デッドウェイトにならない使い捨て可能な実弾兵器を豊富に積載することで高い火力を得ている。機体軽量化による装甲面の貧弱さが最大の欠点と言える。引用:バトオペ2攻略wiki
一年戦争末期に開発されたジオン公国軍の最終機体のひとつ。当時のジオン軍では工業力に勝る連邦軍のMS大量投入に苦戦を強いられていたことから、新しい仕様のMSを開発し、質で対抗する策を講じた。ゲルググのビームライフルの量産体制が整った段階で、YMS-16、YMS-17、YMS-18といった複数のMS試作機のロールアウトが行われる(またはロールアウト寸前となる)。ケンプファーはそのうちのYMS-18構想による機体であり、試作機の状態で戦線に投入されている。引用:wikipedia
■初心者向きの作り方と塗装
●パチ素組み+つや消し+すみ入れ
こちらが、初心者の方がガンプラを作って塗装するためのセットです。
組み立てはパチ素組みで、パーツはニッパーを使ってランナーから綺麗に切り取り、細かい部品とシール貼りはピンセットを使います。
塗装は素材のプラスチック感をなくすためにフラットクリア(つや消し透明)塗装をしますが、この一手間だけでずいぶんと質感がよくなります。
また、細部やミゾにはガンプラマーカーのすみ入れペンなどを使い簡単に着色すると、仕上がりを向上させることが可能です。
■実際のガンプラ組み立て行程
●作業量はやや多目だが難易度は低い
まずは、胴体部を組み立てます。オレンジ色のバーニアが成形色で再現されているため、本キットは作業量はやや多目ですが、難易度はそれほど高くないため、初心者の方でも問題なく組み立てられます。
続いて、頭部・腕部・脚部を組み立てます。頭部モノアイ・ブレードアンテナ・左肩スパイクアーマーにシール貼り作業がありますので、ピンセットは必須工具です。
最後に武装類を組み立てます。本キットは豊富な武装パーツが魅力の一つで、ジャイアントバズーカ×2、ショットガン×2、ビームサーベル×2、チェーンマインが付属しています。
それなりの作業量になるので、根気よく作っていきます。
パチ素組み完成の状態です。
ここから、まずフラットクリアで筆塗り塗装してプラスチック感をなくし、本体はグレーのすみ入れペンで、武装類は薄めた茶色をライトグレー塗料ですみ入れをしてディティールアップを行います。
背部バーニアの多さは、強襲機である本機体の特徴ですが、キットでは色分け再現されていませんので、バーニア内面をフラットオレンジでピンポイント塗装します。
やはり、一気にリアリティーが増します。
完成状態です。背面下からのアングルがケンプファーらしいです。
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バンダイ 2008-08-09
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