会社の将来に不安を覚えて30代男子社員が全員いなくなった


株式の買収劇で乗っ取られた僕の勤務先会社ですが、そのご55歳以上の管理職の左遷→肩叩き、妊娠した女性社員の退職強要と続き、残った社員の将来に対する不安はピークに達しました。

そりゃそうですよね。

昨日まで一緒に働いて人たちが、明日から生活に困るのを目の当たりにするのですから。

そして、当然のように、実力もあり転職も可能な30代の主力社員が、次々と退職→転職しはじめました。

こうなったら、もう止まりません。

どんどん仕事ができる人が辞めていくのですから、仕事は大量に滞り、残った社員が処理していかなくてはいけません。

もちろん、サービス残業で(笑)

そりゃ、逃げるが勝ちですよ。

そんな負のスパイラルにはまり、10年ほどの間に中堅どころはいなくなり…

現在は40後半~50前半の中年社員と20代の若手社員しかいなくなりました。

衰退して潰れそうな会社は、ほんと、びっくりするくらい綺麗に30代社員がいなくなるんですね。

そして、20代社員も30代になる頃には、退職するのが当たり前になっていきました。

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