収益分配率の低さに気づき個人で結果を出してからも会社員を続ける努力


僕がいつも書いていることですが、会社員という仕事は、収益分配率が最下層で、注ぎ込んだ労力に対しての見返りが異常に少ないです。

例えば、給料30万円の人がスマッシュヒットを出して月に1000万円を稼いだとします(中規模以上の会社なら普通にあり得る数値)。

その人の給料は、30万円のままで、出したプラス収益は株主配当→投資→人件費(全社員均等割り)→税金という順に消えていきます。

ちなみに、ブラック企業では人件費の項目がなくなります。

そして、その人はよくてほんのちょっとだけ昇給し、月5000円程度の昇給=年に6万円=10年で60万円の収益分配でしょう。

10年かけて2ヶ月分の収益を分配してもらえます(笑)

もしこれが個人事業でスマッシュヒットを出して月に100万円儲かったとします。

それは全部自分に還元されます。

会社員の努力だと10年分以上が、ワンパンチで手に入ります。

この圧倒的な差に気づき、ワンパンチが何度も決まったりすると、いわゆる「模範的な会社員の思考」でいることは、もはや無理ゲーです。

でも、会社は辞めないほうが吉ですね。

会社員にもメリットはあります。

クビにならない程度にアイドリングでやっていけば、定年まで毎月定額収益が入ってきます。

これは、意外と大きなメリットで、とくに安心感という精神的恩恵は少なくありません。

ということで、やっぱ会社員は続けないといけないな、ぼちぼちペースで頑張ろうと現時点では考えてます。